全国さんま棒受網漁業協同組合(全さんま)は7日、2013年のサンマ水揚げ量の最終まとめを発表した。根室市の花咲港が水揚げ量で4年連続日本一に輝いた。一方、全国の水揚げ総量は前年比3割減の14万7819トンで、記録的な不漁を受け、1キロ当たりの平均単価は同2倍の155円に跳ね上がった。 全さんまによると、漁港別の水揚げ量は花咲港5万9242トン(前年比2割減)、岩手県の大船渡港1万4585トン(同3割減)、厚岸町の厚岸漁港1万4508トン(同3割減)。平均単価が上がった結果、全国の水揚げ金額は同1・4倍の229億4531万円となった。