国民投票は「非常に高い投票率」、ミャンマー軍政

ミャンマー・ヤンゴン（Yangon）郊外のHlaing Thayarで、救援物資を積み重ねるレスキュー隊員ら（2008年5月10日撮影）。(c)AFP/MYANMAR NEWS AGENCY 【5月11日 AFP】サイクロンによって壊滅的な被害を受けたにもかかわらず新憲法案の是非を問う国民投票を10日に実施したミャンマーの軍政は11日、「投票率は非常に高かった」と発表した。 速やかに救援活動を進めなければ公式発表で6万人とされている死者および行方不明者はさらに増えると、多くの救援団体が警告するなか、軍政は家を失った被災者向けの仮設キャンプのそばに投票所を設置した。 国営紙「ミャンマーの新しい灯」（New Light of Myanmar）は、ある地域では全員が投票するため投票時間を延長する必要があったという記事を掲載したが、その記事ではサイクロン被害について全く触れられなかった。 国際人権