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仏製薬大手の抗てんかん薬で先天異常、医薬品当局が予審対象に
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フランス・パリにある医薬品・保健製品安全庁(ANSM、2017年10月17日撮影、資料写真)。(c)ALAIN JOCARD... フランス・パリにある医薬品・保健製品安全庁(ANSM、2017年10月17日撮影、資料写真)。(c)ALAIN JOCARD / AFP 【11月10日 AFP】フランス製薬大手サノフィ(Sanofi)の抗てんかん薬「デパキン(Depakine)」を妊婦が服用したことにより、数万人の胎児に先天異常が発生した問題で、医薬品・保健製品安全庁(ANSM)は9日、過失致死傷罪で予審対象となったと発表した。 デパキンをめぐっては、妊婦の服用により子どもの障害につながった事例が1万5000~3万件に上ることが、複数の調査で明らかになっている。 同薬は1967年以降、てんかんや片頭痛、双極性障害の治療薬として使用されている。しかし妊婦が服用すると、生まれた子の先天性障害や自閉症、学習障害などのリスクが10~40%高まることが研究で判明した。 ANSMは「被害者の苦しみにできる限りの対応を行ってきた」と述