英トラック立ち往生、運転手全員に迅速簡易検査へ 仏と合意

英南部の主要港ドーバーでフェリーへの乗船を待つトラック（2020年12月18日撮影）。(c)Ben STANSALL / AFP 【12月23日 AFP】（更新）英国での新型コロナウイルス変異種の感染拡大を受けた国境封鎖によって、フランスへ出国しようとする多数のトラックが立ち往生している問題で、英政府は22日、トラックを出国させるために運転手に迅速簡易検査を受けさせることで仏政府と合意したと発表した。 英運輸省は、「国籍に関係なく、トラックの運転手全員にラテラルフロー検査（迅速簡易検査）が必要だ。この検査は新型コロナウイルスの新しい変異株を検出するもので、PCR検査のように判定に24時間を要することはなく、およそ30分以内に結果が出る」と述べた。合意は今月31日に見直されるとしている。 現在、欧州連合（EU）加盟国など40か国以上が英国からの渡航を禁止している。 一方、英仏政府間の合意を受