中国輸入博で日本の伝統工芸「鉄瓶」に注文殺到 ５年連続出展

【11月11日 Xinhua News】日本の山形県で伝統工芸品の鉄瓶を作り続ける鋳物師、荒井幹雄さん（60）は第1回から中国国際輸入博覧会への出展を続けている。 日本の鉄瓶は、50年前の中日国交正常化以降、特に改革開放後に中国の消費者にも徐々に知られるようになった。輸入博は日本の伝統工芸の技を披露するだけでなく、中国市場のニーズに応える場にもなっている。 荒井さんは、29歳の時に父の下で修業を始め、家業を継いだ。伝統的な鉄瓶の製造工程を守り、作品ごとに蝋（ろう）で一つずつ原型を作る。60余りに及ぶ工程は全て荒井さんの手作業になる。 5年前の第1回輸入博では、展示場の片隅にブースを設けたが、思いがけないことに展示した100個近くのうち半分以上に注文が入った。続く第2回ではブースを27平方メートルに拡大。ほぼ全種類の製品を展示したところバイヤーの目に留まり、上海浦東国際空港の免税店での販売も

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