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ウクライナ議会、受刑者の入隊認める法案可決
ロシア軍との戦闘の前線となっているウクライナ東部ドネツク州で塹壕(ざんごう)を掘る同国兵(2024年4... ロシア軍との戦闘の前線となっているウクライナ東部ドネツク州で塹壕(ざんごう)を掘る同国兵(2024年4月4日撮影)。(c)Roman PILIPEY / AFP 【5月9日 AFP】深刻な兵員不足に直面するウクライナの最高会議(議会)は8日、受刑者の軍への入隊を可能にする法案を可決した。議長とウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領の署名を経て成立する。 ウクライナ政府はロシア軍による受刑者動員を長らく批判し、同様の措置を取ることに反対してきたが、ロシア軍の進撃を受けてこれまでの方針をひるがえした。 入隊は任意で、刑期が残り3年未満の受刑者のみに認められる。入隊した受刑者に恩赦は与えられず、仮釈放扱いとなる。 2人以上の殺人、性的暴力、重大な汚職で服役している受刑者、元政府高官らは対象外となる。 受刑者の権利擁護団体は受刑者の入隊を推進してきたが、採択され