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濁流がのみ込んだ穏やかな日常 土砂に漂う新築の香り:朝日新聞デジタル
何もかも土砂と濁流にのみ込まれていた。広島県の大雨特別警報が解除された翌7月8日、記者(23)は... 何もかも土砂と濁流にのみ込まれていた。広島県の大雨特別警報が解除された翌7月8日、記者(23)は大勢が犠牲になった広島市安芸区矢野東を初めて訪れた。そして約1週間、通った。 初日。被害が特に大きかった梅河(うめごう)団地に続く県道は、壊れた車と流れてきた土砂に塞がれていた。泥に足をとられながら乗り越えて団地に入ると、幼い頃に砂場で泥団子を作った時のような臭いがした。直径2メートルほどの大きな岩が、住宅脇まで転がり下りていた。 団地の奥に進むと、木の骨組みがむき出しになって傾いている家があった。まだ新築の木の香りが漂っていた。近くには表紙に「おもいで」と書かれたアルバムや子ども服、おもちゃなどが散乱していた。この家に住む5歳の男の子が土砂に流され、亡くなった。土砂は新しい、そして穏やかな生活を押し流した。 しばらくすると、壊れた家から思い出の品々を探しに訪れる住民たちを見かけるようになった。
2018/08/04 リンク