大阪）箕面市が風疹予防接種の助成範囲を拡大：朝日新聞デジタル

風疹の流行を食い止めようと、大阪府箕面市は、予防接種費用の助成対象を拡大する。対象は、２８歳８カ月以上の男性と、５６歳８カ月以上の女性。事前の抗体検査は不要とする。市によると、妊婦や妊娠希望の女性と直接関係のない対象者への助成は府内市町村で初めてで、抗体検査を省くのは全国的にも珍しいという。 市地域保健室によると、これまでは妊娠を希望する女性とその配偶者、妊婦の配偶者が対象で、事前に抗体検査を受ける必要があった。対象を広げて時間的・経済的な負担の大きい抗体検査も省き、制度的には１回も接種していない３９歳８カ月以上の男性と５６歳８カ月以上の女性、個別接種１回だけの２８歳８カ月以上３９歳８カ月未満の男性の接種を促す。助成額は上限６千円で変わらない。 市の担当者は「知らないうちに周囲に感染を広げてしまわないよう、対象者は進んで予防接種を受けてほしい」と呼びかける。 市は年間約２千人が助成を受ける

[ROYGB]

結婚してない男性や、子供を産まない高齢女性も対象になる。