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風邪に抗菌薬って効くの? 医師も学ぶ、正しい治療法:朝日新聞デジタル
インフルエンザやかぜのシーズンですが、近年、抗菌薬(抗生物質、抗生剤)の使用が問題になっています... インフルエンザやかぜのシーズンですが、近年、抗菌薬(抗生物質、抗生剤)の使用が問題になっています。薬がないと心もとない患者に、「念のため」と言いながら医師が次々と処方することで、薬の効かない「耐性菌」を作ってしまう……。そんな状態を改善しようと、医師が医師を啓発する活動も始まりました。死者を減らすことにつなげるという、その活動に迫りました。 昨年12月、東京都内で医師や看護師など医療関係者向けに開いた風邪対策の医療セミナー。主催者側の医師が、医師役と患者役に分かれて、ある診療風景をデモンストレーションした。 医師「たんなる風邪ですね。抗生物質は必要ありません」 患者「念のため出してもらえませんか。お金は出しますから」 医師「風邪に効く薬ができたらノーベル賞ですよ」 患者「じゃあ、別の病院に行きます」 なかなかかみ合わない、医師役と患者役。会場からは失笑も漏れた。 開催したのは、国立国際医療
2019/02/25 リンク