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捨てる海藻でプラスチック、「脱炭素」へ トヨタ系研究:朝日新聞デジタル
海藻でプラスチックをつくる研究を、自動車部品大手のトヨタ紡織(愛知県刈谷市)が進めている。石油に... 海藻でプラスチックをつくる研究を、自動車部品大手のトヨタ紡織(愛知県刈谷市)が進めている。石油に代わる原料として、捨てられてきた海藻を有効に活用する。プラスチックゴミによる海洋汚染の解決や、温室効果ガスの排出を防ぐ「脱炭素」につながるという。 プラスチックは、石油資源の将来的な枯渇や、焼却処分時に二酸化炭素が発生することから、企業や大学が環境負荷を抑えるための方法を研究してきた。トヨタ紡織も、石油由来のプラスチックに代わり、車のドア部品に植物「ケナフ」の繊維を使っている。 今回は、プラスチックの原料として、コンブやワカメを使うことに挑戦した。国内で収穫されるものの約7割が非食用で、捨てられてきたからだ。 岩手大学の山田美和准教授(応用微生物学)と始めた共同研究で昨年、コンブやワカメを微生物にえさとして与えることで、微生物の体内でプラスチックの成分がつくられることを確認。この成分を抽出し、フ
2021/04/27 リンク