ほしいも作りの悩みの種は皮の処理コスト 解決のカギは循環型農業：朝日新聞デジタル

茨城県ひたちなか市の「カツタアグリ」は、廃棄物処理を手がける「勝田環境」の望月福男社長（68）が、自ら野菜を生産しようと2019年に立ち上げた。幼い頃に食べた化学肥料を使わない野菜のおいしさが原点にある。廃棄物として持ち込まれた木くずなどを利用する「環境保全型」の農業にこだわり、コメや野菜を栽培する。 近年は、今や茨城を代表するスイーツとなったほしいも作りにも取り組んでいる。その生産現場の悩みのタネが、サツマイモをふかした後にむいた皮だ。産業廃棄物として扱われるため、処理のコストがかさんでしまう。 そこで、勝田環境と連携し、皮を肥料に変え、再び畑に戻す循環につなげる事業に取り組む。 水分を多く含む皮は腐りやすく、土に混ぜると悪臭が出やすいのが難点。においを抑え、栄養のある肥料にする上でカギになるのが、良質な菌を増やす発酵技術だ。皮を鶏のフンやもみ殻、砕いた木くずと混ぜ、機械でかきまぜる。発

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ひたちなか市の「カツタアグリ」

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ほしいもがほしいものに見えた。干し芋表記じゃいけないの？