安倍氏銃撃1年、献花台に数千人集まる 一時はトラブルも：朝日新聞デジタル

安倍晋三元首相が銃撃された近鉄大和西大寺駅前（奈良市）では多くの人が献花に訪れ、事件や安倍氏への関心の高さをうかがわせた。現場は奈良県内の交通の要所。混雑などで一時騒然とする場面も見られた。 小雨がぱらつく曇り空のなか、安倍氏の写真が飾られた献花台には午前8時前から行列ができ、花が積み上げられていった。岸田文雄首相のそばに爆発物が投げこまれた和歌山市の事件を念頭に花以外の品は受け付けず、付近や駅構内には警察官や警備員が多数配置された。 一般の訪問者に交じり、県内外から自民党に限らない政治家が断続的に訪れた。山下真知事も現場で弔意を示した一人。県警の警備体制に言及し、「県行政として役に立てることがあれば全面的にバックアップする」と話した。 事件発生とほぼ同時刻にあたる午前11時半すぎには、市内の西大寺から住職らが現場を訪れて、一周忌の法要を執り行った。献花を終えた人や通行人らが立ち止まって、