（私の謎 柄谷行人回想録）理論突き詰めた末：下 霊的なもの否定したサイード、僕は…：朝日新聞デジタル

――理論的な行き詰まりで神秘主義的なものに接近した頃、米コロンビア大教授だったエドワード・サイード（思想家・批評家）とスピリチュアリティーについて話したそうですね。 「そうだった。彼は、パレスチナのアラブ人、かつキリスト教徒で、パレスチナ解放機構にコミットしていた。ユダヤ系の団体や反アラファト派… ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下（中⑤企画）パーツ＝1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下（中⑥デジ編）パーツ＝8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下（中⑥デジ編）パーツ＝8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠）ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!--

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『力と交換様式』（2022年）ですね。80年前後に僕が直面した問題は、“あの世”の存在でしょう。交換様式がもたらす力も、目に見えるような力じゃない。マルクスが物に憑依する力を“物神”と呼んだように霊的な力です