戦争や災害の悲惨な体験、子どもにどう伝える？【後編】日ごろからできることは？|学習と健康・成長|朝日新聞EduA

原爆や戦争の映像を目にする時季です。これをきっかけに、子どもたちに戦争や災害などの悲惨な経験や教訓を伝えたい。平和についても教えたい。でも、どうやって？ 見たり聞いたりするのを怖がるときはどうケアしたらいい？ 臨床心理士として約35年間、トラウマ（心の傷）のカウンセリングをし、現在は心理学の観点から平和教育や災害について研究する立命館大教授の村本邦子さんに聞きました。【後編】は日ごろからできる教え方です。（前編はこちら） ※上の写真は、全国戦没者追悼式で黙とうをする天皇、皇后両陛下＝2023年8月15日正午、東京都千代田区、嶋田達也撮影 （むらもと・くにこ） 立命館大学人間科学研究科教授。博士（専門は臨床心理学、女性学）。現在の主な研究テーマは、個人、家族、コミュニティー、世代を超えるトラウマとレジリエンス。東日本大震災を受けて「東日本・家族応援プロジェクト」を立ち上げた。 いきなりイベン