エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
お話の佃煮「柳原白蓮の恋」|別府温泉地球博物館 Beppu Onsen Geo-Museum
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
お話の佃煮「柳原白蓮の恋」|別府温泉地球博物館 Beppu Onsen Geo-Museum
そのお屋敷は別府市青山、流川通り12丁目あたりにありました。1979年に取り壊される数年前、私は... そのお屋敷は別府市青山、流川通り12丁目あたりにありました。1979年に取り壊される数年前、私は雑誌のグラビア用に撮影したことがあります。5000坪、1・65ヘクタールの敷地。京都や大阪から集められた一流の大工や庭師の手になる洗練された日本家屋と起伏のある優雅な庭園。あちこちの板ふすまには帝展特選画家 阿部春峰がそれぞれ違う趣向の絵を描き、建具も照明もトイレの陶器も特注品という贅をつくしたものでした。もちろん、お風呂は温泉です。この別荘は筑豊の炭鉱王伊藤伝右衛門が高貴な美しい妻・柳原白蓮のために建てたと言われ、別府の人たちは伊藤別荘と呼んでいましたが、のち旅館になってから赤銅御殿(あかがねごてん)という通称で呼ばれるようになりました。 柳原白蓮(やなぎはらびゃくれん)は本名柳原燁子(あきこ)。大正天皇の生母柳原二位の局(つぼね)の姪という大層なお家柄の女性である上に大正三美人の一人と謳われ