円の下落は限定へ、世界の主要中銀が政策シフトで－マニュライフ

円の下落は限定されると、マニュライフ・インベストメント・マネジメントのネイサン・スフト氏は指摘した。世界的に中央銀行がより緩和的な金融政策にシフトすることが理由。同氏は円に関する見方を「アンダーウエート」から「ニュートラル」に変更した。 マルチアセットソリューションチームのグローバルＣＩＯ（最高投資責任者）兼シニアポートフォリオマネージャーを務めるスフト氏はインタビューで、「当社では強い通貨になるとのバイアスを持っているが、それは確信の高い見方ではない」と発言。今年の大幅上昇は「確実なことではない」と付け加えた。 日本銀行は年末か来年早期に利上げを開始すると同氏は予想。「一部で考えられているほどすぐに政策金利を調整することはできないだろう。円には市場が現在予想しているほどの強さはないかもしれない」と述べた。 円上昇に賭けるのがますますコンセンサスになりつつあるとし、「実際に円高に備えてポジ

[equilibrista]

“当社では強い通貨になるとのバイアスを持っているが、それは確信の高い見方ではない”