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1960年代~2000年代 京浜電車の記録 | 出版書誌データベース
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1960年代~2000年代 京浜電車の記録 | 出版書誌データベース
幼少のみぎり、国鉄東神奈川駅の駅前で飲食業を営んでいた親類への訪問時に、近隣の高架線を疾駆する京... 幼少のみぎり、国鉄東神奈川駅の駅前で飲食業を営んでいた親類への訪問時に、近隣の高架線を疾駆する京浜電車を目撃。東京への帰路には「国電よりも仲木戸駅から京浜電車で帰りたい」と親にせがんだ記憶がある。デハ230型の一党に代表される垢ぬけた京浜電車に魅せられて、中高学時代から沿線や車庫に通っていた。 「カラーブックス」の版元であった保育社から「日本の私鉄14 京浜急行」(1982年4月刊)のカラーページの撮影依頼を受けたのは1981年の秋だった。著者は京浜電車ファンの第一人者といえる吉村光夫氏だった。吉村氏とは筆者の少年期から鉄道友の会の活動を通じて知己を得ていたので、吉村氏の意図する京浜電車のイメージに沿ったカラー作品を提供できたことが嬉しかった。「日本の私鉄シリーズ」で定番となった「コダック・コダクローム64」とキヤノンF-1の撮影機材を駆使して、ローレル賞を受賞した新鋭デハ800系を始めと