LINEヤフー問題に｢辛抱するしかない｣とソフトバンク宮川社長。経営統合3年の成果に不満も

小林 優多郎 ［Tech Insider 編集チーフ］ May. 10, 2024, 11:45 AM 深掘り 8,088 ｢スタートに随分つまずいている｣ ソフトバンクの宮川潤一社長は、5月9日の同社の2024年3月期決算会見の中で、LINEヤフーの統合に関する評価を残念そうにこう評価した。 ソフトバンクは国内通信事業をメインに展開しているが、グループ傘下にはLINEやYahoo! JAPANを運営するLINEヤフー社を抱えている。 LINEヤフー社は、同社の業務委託先かつ親会社の1つである韓国・NAVER（ネイバー）で発生した不正アクセスによる情報漏えい事案で、総務省から異例とも言える2度の行政指導を受けている。 結果、ソフトバンク決算会見の前日に実施されたLINEヤフーの決算では、｢LINEの生みの親｣とも知られる慎ジュンホCPOの取締役退任（6月18日付け）が公表された。 また、L