「妊婦加算」の炎上 産婦人科医としてこう考えた

医療加算というのはかなり広範囲にされているもので、決して妊婦に限ったものではありません。そして、妊婦加算、元々は妊婦を診察する際にいろんな配慮が必要なので、そういう配慮を医療側でしましたよ、という位置付けのものです。 まぁ、いち産婦人科医としては、「あー、そういう加算作ったんだなー。他の診療科でも妊婦をちゃんと診ますよって動きになるのかな」という感想でした。加算は4月から行われていたものの、ネットで燃え上がるのは9月ごろのことになります。 「妊婦に負担をさせるのか！少額かどうかとか金額の問題ではない！」「妊婦は大事にされていないと感じる」「少子化が加速する」という声がかなりありました。 この加算について、日頃から妊婦を診ている産婦人科医として考えたことを書いてみようと思います。 妊婦は体調が不安定 配慮がなされるならアリ、だが……個人的な感想は、妊婦加算自体は適切に妊婦に配慮がなされるなら

[littleumbrellas]

“配慮されてない医療でシレッと加算されていたときは声を上げていくべき” だったら医療機関の側はこんな配慮をしましたって分かるように押しつけがましくしなきゃいけない。自己負担が問題。財政でやればいい。

[koyancya]

これにつきる -> “せめて加算の前に、きちんと配慮のある医療を受けられる実態を作るのが先だったのではないでしょうか。”