イチローが語った「頭を使わなくてもできてしまう野球」とは何か

記者から飛んだ「イチロー選手が引退して悲しんでいるファンの方は、イチロー選手がいない野球のどんなところを楽しんだらいいか」との質問に回答する中で、イチローはメジャーリーグの変化について述べた。 2001年に僕がアメリカに来たが、2019年現在の野球は全く別の違う野球になりました。まぁ、頭を使わなくてもできてしまう野球になりつつあるような……。選手、現場にいる人たちはみんな感じていることだと思うんですけど、これがどうやって変化していくのか。次の5年、10年。しばらくはこの流れは止まらないと思うんですけど。 その後、苦言になると思ったのか熟考した後、こう続けた。 本来は野球というのは……これダメだな。これ言うとなんか問題になりそうだな。問題になりそうだな。頭を使わなきゃできない競技なんですよ、本来は。でもそうじゃなくなってきているのがどうも気持ち悪くて。ベースボール、野球の発祥はアメリカですか

[beed]

データに基づいて最適化が進むと取るべき戦略は自ずと定まってしまう。今後どのスポーツでも出てきそうだけど、ルールを考えると野球は特にそうだろうな。

[Outfielder]

「チームとしての連係」イチローは外野手なので、ここは返球時の内野手の位置取りの話。見事な中継の連携で走者を刺すとかの「魅せるプレー」を軽視する勝利至上主義を批判したいが、それを言うと「問題になる」から

[mahal]

セイバーの思想たる「攻撃側がアウトを回避する」が「三振と四球と本塁打だけ」の野球を志向した訳では無いとは思うけど、結果としてそれと選手(特に投手)の能力向上の相乗でそうした傾向が強まってしまった印象。

[bingo511]

https://full-count.jp/2019/03/16/post319698/

[taskapremium]

アグレッシブさはありつつ、2ストライクから粘り強いバッティングをする侍ジャパンについて「彼らはフライボール革命を全く受け入れていなかった。これは確かだ。三振をしないことを心掛け、忠実に成し遂げる」>

[Windfola]

セイバーメトリクスかなと思ったらやっぱりそうでした。野球はよく知らないけどベンチ外での分析や戦術論が複雑化し過ぎてゲーム内で独自の工夫の余地がなくなる現象って他でもあるよね。

[mcgomez]

"三振覚悟でフライを上げる"打撃をするように画一化"皆が同じように打って、同じようにアウトになる"「彼らはフライボール革命を全く受け入れていなかった。"三振をしないことを心掛け、忠実に成し遂げる」と賞賛"

[gabill]

最適化するとゲームの醍醐味が削げ落ちてしまう問題。

[bell_chime_ring238]

野球愛に満ちたいい記事。

[nwtrak]

"データに基づいて効率的。正論ですが、それが野球が面白いかどうかは別問題" "アメリカの野球に追従する必要なんてまったくなくて<略>大切にしなくてはいけないものを大切にしてほしい"野球を置換すれば応用範囲広い

[hiro_curry]

日本ではデータ野球は「頭を使った野球」という取り上げられ方だったと思うので、興味深い。