「魔像」何者？ SNSで謎解き論争 三次の妖怪博物館に136体 | 中国新聞デジタル

君たちは一体、何者なの? 動物や化け物をかたどった異形の頭が最大の特徴である謎の人気者「魔像」。湯本豪一記念日本妖怪博物館（広島県三次市、三次もののけミュージアム）には総勢136体が収蔵されている。見た目のインパクトから交流サイト（SNS）でも話題に。ただ詳しい来歴は分かっておらず、完成度の高さから「現代の作品では」という指摘も。 鳥やカエル、のっぺらぼうに巨大な一つ目…。多種多様、コミカルでちょっと漫画チックな頭部に目を奪われる。ミュージアムの企画展「妖怪のかたち2」（6月7日まで）で展示中の魔像たちだ。通称「妖怪立像」36体と100体の「妖怪座像」で構成され、ミュージアムは全て同じ作者か工房で作られたとみている。 2019年、20年と展示されるたびに来館者の撮影した画像がツイッターで拡散、妖怪ファンの間で「まがまがしくて最高」「デザインがキレッキレ」などと評判に。20年にはフィギュアが