東海１０月景気指数 ５カ月連続の改善：中日新聞Web

中部圏社会経済研究所（名古屋市）が十四日発表した東海三県の昨年十月の景気動向指数（二〇一五年＝一〇〇）は、景気の現状を示す一致指数が前月比五・〇ポイント増の八二・八と五カ月連続で改善した。 前年は消費税率引き上げの影響で低迷した百貨店やスーパーの販売額が増加し、自動車関連の生産や出荷が持ち直したことなどが寄与した。基調判断は「下げ止まり」を据え置いた。 三〜六カ月先の景気を示す先行指数も一・二ポイント増の八二・四と、五カ月連続で上昇。基調判断は「下げ止まり」を維持した。ただ、新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言が十三日、愛知、岐阜両県にも再発令されたことで難波了一上席研究員は「消...