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第8部 (4)アルファード:中日新聞Web
夜が明けきらぬ午前五時、トヨタ自動車の吉岡憲一(53)は、ランニングウエアで家を出る。岡崎城(愛... 夜が明けきらぬ午前五時、トヨタ自動車の吉岡憲一(53)は、ランニングウエアで家を出る。岡崎城(愛知県岡崎市)近くを走りながら、頭の体操をする。日課の十キロランニング中にひらめきがある。 高級ミニバン「アルファード」のチーフエンジニア(CE)を二〇一〇年から務める。一五年発売の三代目は、豪華な内装、ゆったりとした後部座席が特徴で、ファミリー層だけでなく、経営者などVIP送迎車としての地位を確立。中国では、所有者のセンスの良さの象徴として、定価から上乗せしたプレミア価格でも飛ぶように売れる。 発売時のキーワード「大空間高級サルーン」も走っている時に思いついた。「昔のCEには、枕元メモと言って、寝る直前に思い浮かんだ発想を書き留めて翌朝、部下に意見を聞くアイデアマンもいた。私の場合、毎朝のランニングが、戦略を練る大事な一時間」と爽やかに語る。