知事「規制継続、理解を」 緊急宣言、１日から延長 ：中日新聞Web

県内に発令されている新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が一日から二十日間、延長される。大村秀章知事は五月三十一日の記者会見で「新規感染者数は減少傾向にあるが、さらに下がりきる状況まで持っていき、ワクチン接種で感染症を抑え込みたい」と述べ、県民や事業者に対して宣言に伴う規制継続への理解を求めた。 （浅井俊典） 一日当たりの新規感染者数やコロナの入院患者は五月二十九、三十日の土日で減少。入院患者数は一週間ぶりに千人を下回った。三十一日の新規感染者数も百四十五人と、五週間ぶりに百人台まで減った。一方、三十日時点の重症患者数は百人で、重症病床使用率は６８・５％と高止まりしている。

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「新規感染者数は減少傾向にあるが、さらに下がりきる状況まで持っていき、ワクチン接種で感染症を抑え込みたい」「医療が逼迫する厳しい状況に変わりはない。減少傾向…の状態を続け、入院状況を改善したい」