芸術祭 片手に美食を 珠洲の11店舗 能登牛、アカモク…サンドや菓子に：北陸中日新聞Web

四日に現代アートの祭典「奥能登国際芸術祭２０２０＋（プラス）」（十月二十四日まで）が開幕した珠洲市では、作品を楽しみながら片手で持って食べられる食品（ワンハンドフード）で地元食材の魅力を知ってもらおうと、市内の十一店舗がそれぞれ工夫した品を提供する事業「スズ モンジェ」が始まった。（上井啓太郎） モンジェは、フランス語で食べるという意味。珠洲商工会議所は昨年春からの販売を予定して事業を進めてきたが、コロナ禍や芸術祭の一年延期の影響で今月からのスタートとなった。サザエを模した菓子やアカモク入りのさつま揚げなど、地元食材を使った食品は多彩だ。 同市飯田町の喫茶いづみやでは、甘辛い味付けで煮た能登牛とフリルレタスやトマトなど能登産野菜をピタパンに入れた能登牛サンド（税込み八百円）を開発した。経営する泉谷信七さん（７１）は「能登感を出したかったので、地元野菜と能登牛を使った。ピタパンなので、こぼれ

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「スズ　モンジェ」（https://www.suzu.co.jp/suzumanger/）。あごマスクでしゃべりながら食べ歩き、なんてことになりませんように。