タイヤ交換 さび取りが大事 金沢でセミナー：北陸中日新聞Web

冬タイヤのシーズン到来を前に、金沢市近岡町のスーパーオートバックス金沢店で二十八日、安全にタイヤを交換する方法を学ぶセミナーが開かれた。四月には七尾市ののと里山海道で、タイヤを固定するナットの締め付けの不具合が原因とみられる脱輪事故が発生。安全で確実な作業を実演した整備士は「ボルト周辺にあるさびを、ワイヤブラシできちんと取ることが重要」と助言した。 整備士は、ボルト周辺がさびた状態のままタイヤを取り付けた場合、きちんと締まらず、運転するにつれ、緩む危険性があると指摘。「百キロ走った時点でナットを締め直すことも大切。タイヤの空気圧も点検して」と呼び掛けていた。 七尾市で起きた脱輪事故は、一週間前に冬用から夏用のタイヤに変えたばかりで、前輪を固定するボルトが一本折れていた。日本自動車連盟（ＪＡＦ）石川支部によると、タイヤ交換の時期と重なる三月と、昨年十二月にも脱輪のトラブルが多数起きていた。

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「ボルト周辺がさびた状態のままタイヤを取り付けた場合、きちんと締まらず、運転するにつれ、緩む危険性がある」「百キロ走った時点でナットを締め直すことも大切。タイヤの空気圧も点検して」