福井で連日イルカ被害 かまれ２人けが 県警、注意喚起開始：日刊県民福井Web

福井市内で七月以降、海水浴客が野生のイルカにかまれ、けがを負う被害が多発している。十三日も二人が軽傷を負い、けがをした人は、少なくても計十九人に達する非常事態。県警はこの日から市内三カ所の海水浴場で、イルカに近づかないよう呼び掛けるチラシを配布するなどの広報活動を始めた。 福井南署によると、十三日午後一時ごろ、鷹巣海水浴場で、三十代の女性が砂浜から約五メートルの海中で右足甲をイルカにかまれ、軽傷を負った。約十分後には同海水浴場に近い岩場で、四十代の男性がシュノーケリング中にイルカに遭遇。右手指や左足すねなど三カ所をかまれた。

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「イルカによる被害は初めてのことで対応に苦労している。海水浴という夏の思い出に痛々しい傷が残らないよう、陸海双方から監視強化する」（福井南署副署長）