恐竜レンタカー 県内観光の足に 楽しい角、牙の装飾：日刊県民福井Web

電車やバスに続き恐竜をテーマにした新たな交通手段が、県内に誕生しそうだ。北陸新幹線県内延伸を見据え、外観を装飾した「恐竜レンタカー」を使った旅行プランの開発が進んでいる。来年度の商品化を目指して二十二、二十三の両日、モニターツアーが行われ、坂井市の宿泊施設では車両が報道陣に公開された。 （畑明日香） 開発しているのは、キャンピングカー企画製造販売「トラベリングライフ」（福井市日之出三）の山口忠洋社長（５７）。観光分野の人材育成に取り組む「県観光アカデミー」の卒業生で、「恐竜が車になって走ったらかわいいだろうな」との長年の思いを形にした。二次交通の充実化も期待され、県観光連盟が補助金を出すなど協力している。

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「恐竜レンタカーは、乗用車の屋根やフロント部分に恐竜の角や牙をイメージした装飾を施している。一部は装着したまま公道を走ることができる」