「シャチ台」遺構を発見 韮山反射炉、大砲製造で使用：中日新聞しずおかWeb

国指定史跡で世界遺産の韮山反射炉の発掘調査を行っている伊豆の国市は、大砲を製造する際に使われていた建造物「シャチ台」の痕跡とみられる遺構を発見したと発表した。 （杉原雄介） 市によるとシャチ台は「車地台」とも書き、高床式倉庫のような形状で、滑車を用いて大砲の鋳型を運ぶのに使われていた。詳細は不明だが、明治時代末期には失われていたという。