「鼻リコーダー」で目指すは東京ドーム 伊勢の「はるか2号」さんの超絶技巧：中日新聞Web

両方の鼻孔に差し込んだ2本のリコーダーで、ハーモニーを奏でる超絶技巧の持ち主が、三重県伊勢市にいる。「鼻リコーダー奏者」として活動する、はるか2号さん（22）だ。いつか超満員の東京ドームを沸かせることを夢見て、地元で演奏を続けている。 左の鼻孔に中学時代に音楽の授業で使ったアルトリコーダー、右には3歳下の弟が小学校の時に吹いたソプラノリコーダーを当てる。演奏するのはSMAPの「世界に一つだけの花」だが、「世界に一つだけの鼻」と鼻を使うことを強調した曲名だ。右のリコーダーで高音の主旋律、左で低音の副旋律を出し二重奏になる。それぞれ片手しか使えない分、音の幅は狭いが、巧みな指遣いで補う。