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拡張するデザイン、もしくはデザインではない何かへ──「Designs for the Pluriverseを巡って:デザイン、人類学、未来を巡る座談会」前編
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拡張するデザイン、もしくはデザインではない何かへ──「Designs for the Pluriverseを巡って:デザイン... 拡張するデザイン、もしくはデザインではない何かへ──「Designs for the Pluriverseを巡って:デザイン、人類学、未来を巡る座談会」前編 モダンデザインを確立したバウハウスの設立から約100年。その中でデザインの対象は、従来のグラフィックやプロダクトから、サービスや組織といったより社会性を持つものへと広がり、いまや政策や社会システムにまで拡張されようとしています。 シンプルな問題から、より複雑な問題へ。この変化は人への深い理解を要求し、デザインは人類学などの他分野と影響し合うことで適応してきました。デザインがエスノグラフィーを用いたプロダクトの開発や改善を行うようになった一方、人類学はその活動にデザインすることを取り込み、社会や文化へ積極的に介入する。これらの実践が交差する領域はデザイン人類学と呼ばれ、近年注目を集めています。 これからの人や社会、そしてデザインのあり方