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丸源の栄枯盛衰~不動産王の軌跡(1)|NetIB-News
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丸源の栄枯盛衰~不動産王の軌跡(1)|NetIB-News
東京や福岡の繁華街に「丸源」の名称で飲食ビルを展開している丸源(株)(本社:東京都中央区、川本源... 東京や福岡の繁華街に「丸源」の名称で飲食ビルを展開している丸源(株)(本社:東京都中央区、川本源司郎代表)は、北九州市内に所有する全17棟のビルを売却した。ビルの中には老朽化が進んでいるものも多く、2014年には複数のビルに防火設備の不備があるとして、会社と経営者の川本源司郎氏が消防法違反容疑で刑事告発されている。創業の地北九州から消えていく丸源マークに、同社の栄枯盛衰を見た。 呉服屋からビル賃貸業者へ 丸源の創業者、川本源次郎氏。「銀座の不動産王」の異名をとり、相応の知名度を誇った同氏だが、そのルーツは福岡県北九州市小倉にある。 川本氏は1932年福岡県小倉市(現・北九州市)生まれ。実家は呉服屋で、その屋号が「丸源」だった。北九州市小倉南区にある常磐高等学校を卒業後、川本氏は慶應義塾大学に聴講生として入学。1年後に正式に編入予定だったが、家業を継ぐために父親から呼び戻された。しかし、川本