日銀への「スルガ銀の虚偽報告等は法令違反ではない」というちょっとした事実 - 銀行員のための教科書

スルガ銀行にいわゆるシェアハウスへの不動産担保融資問題が発覚してから、相応の時間が経ちましたが、スルガ銀行の経営はいまだ落ち着きを取り戻してはいない状態にあります。 その中で、2019年10月に日本銀行（日銀）がスルガ銀行に対して経営管理態勢の改善策報告を求めました。理由は、日銀の業務調査に事実と異なる情報を提出したためです。 今回は、この事象について簡単に確認しましょう。 報道内容 日銀のプレスリリース 日銀考査と金融庁検査の違い 報道内容 まずは、本件事象の全体像をつかみましょう。 スルガ銀行 日銀の業務調査に事実と異なる情報提出 2019年10月11日 NHK 日銀は、シェアハウスなどの不動産融資で組織的な不正が明らかになった静岡県のスルガ銀行が「考査」と呼ばれる業務の調査を受けた際に、事実と異なる情報を提出していたなどとして、11日、経営管理態勢の改善策を報告するよう求めました。

[mkusunok]

何をいいたいのかな？日銀の法的位置付けを鑑みるに、日銀考査が行政権の行使ではないことは明らかだが、仮に考査で嘘をついて日銀から金融支援を受けるようなことがあれば、コトは民事だけでは収まらないのでは？

[quabbin]

日銀法44条に基づく考査は、民業圧迫にならぬよう配慮された条文だろう。それが故に契約になっているわけで。確かに薄皮一枚の違いはある。が、評価は変わらんし、繰り返したら日銀法が変わるだけ。

[septiembreokbj]

なるほど！そして、形式論的はさておき実質的にはNGだろというブクマが散見される事にも！。形式論が実質に優越すると書いてる訳でもないのに、なぜ形式論を語ることをなじるのだろう。気楽に面白がればいいのに。