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伊藤計劃と会田誠、天才の処女作を読む
一つ目は伊藤計劃著『虐殺器官』。ゼロ年代を代表する夭折の天才SF作家として多くの方に知られている伊... 一つ目は伊藤計劃著『虐殺器官』。ゼロ年代を代表する夭折の天才SF作家として多くの方に知られている伊藤計劃ですが、『ハーモニー』『屍者の帝国』がアニメ映画化されたのを機に伊藤計劃作品に手を伸ばすことにしました。アメリカの要人暗殺部隊に属するクラヴィス・シェパードが一人称で語る本作は、世界中で民族争い、内紛が起きている未来が舞台で、発展途上国で虐殺を扇動しているとみられるジョン・ポールを暗殺するために彼を追う、というのが大まかなあらすじですが、特筆すべきは登場人物によるインテリジェンスとウィットに満ちた会話の数々です。 「 (中略)どこにいたって、どこに育ったって、現実は言語に規定されてしまうほどあやふやではない。思考は言語に先行するのよ」 「 でも僕は今英語で思考していますよ」 「 それは思考が取り扱う現実のなかにことばが含まれているからよ。(中略)言語は思考の対象であって、思考より大きな枠