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欲望の断片(かけら)── 第35回 プレバブル期、東京にはゆったりした空気が束の間流れていた
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欲望の断片(かけら)── 第35回 プレバブル期、東京にはゆったりした空気が束の間流れていた
思い返してみると、1975年からバブルに突入する直前の1985年までの10年間、私にとって東京は良い街だっ... 思い返してみると、1975年からバブルに突入する直前の1985年までの10年間、私にとって東京は良い街だった。プレバブル期とでも呼べばいいのだろうか、とにかく面白い人が沢山いて、面白いことが沢山あった。東京という街は古き良き物をぎりぎり残しながら、ファッション、音楽、食文化など様々な分野で新しい物を創り出そうとする個人を育んでいた。 1975年、青山の骨董通りにパイドパイパーハウスというレコード屋が誕生した。ルーツミュージックからA・O・Rまで幅広いジャンルの輸入盤を中心としたマニアックな品揃えが凄かった。他店ではとても手に入らない物も多かったし、毎週のように何か新盤が入荷するので週に一度は通っていた。レコードを買うだけが目的ではない。音楽の様々な情報を教えてもらえる教室であり遊び場だった。パイドに限らず当時のレコード屋は楽しかった。ネットで音楽を手に入れるのが当たり前になっている今の若い