「真夏」の富山、露店に熱気 今年度初のトランジットモール 最多６５店｜社会｜富山のニュース｜富山新聞

富山市の大手モールで２９日、歩行者と路面電車のみが通行できる「トランジットモール」の社会実験が行われた。４回を予定する今年度の第１弾で、しゃれた石畳の市道に多彩な飲食や雑貨の店が立ち並び、まちなかに活気を呼び込んだ。 大手モール振興会などの定期市「越中大手市場」と併せて実施され、富山新聞会館からウエストプラザまでの約１５０メートル区間が車両通行止めとなった。市場を含めたイベント全体で直近１０年では最多となる６５の店やブースが並んだ。 会場は朝から多くの家族連れらでにぎわった。来場者は個性あふれる店を見て回ったり、そばを行き交う路面電車を眺めながら飲食を楽しんだりして、思い思いの時間を過ごした。 真夏日の暑さの中、昼にはかき氷やジュースの店に行列ができた。音楽ステージや段ボール遊具のブースも人気を集めた。初めて訪れた伊井和子さん（５１）は「月１回の実施で、規模がさらに大きくなるとうれしい」と

[katamachi]

富山市の大手モールで5月29日、歩行者と路面電車のみが通行できる「トランジットモール」の社会実験。石畳の市道に６５の店やブースが並んだ。富山新聞会館からウエストプラザまでの約150m区間が車両通行止め