麻衣のネットショップ奮闘記 (後編)

少し時間を巻き戻した一昨日の昼間の出来事。講座受講者の記録や、支払い漏れチェックなどの事務をこなす麻衣に、1人の訪問者があった。密かに「パソコンのお師匠」と呼んでいる受講者、足立さんである。 「足立さん、この間はアドバイスありがとうございました。おかげ様で『ショップ彩』はスッゴイ順調ですよー。悩みといえば先生達が忙しすぎて、Sold Outの商品が多いんですけど」 「アドバイスっていうほどのことは、してないんだけどなあ。で、そんなWebマスターこと麻衣さんに、今日はお願いごとがありましてね」 「なんでも言ってください！ なんにもできませんけどっ」 苦笑いしながら足立さんは「企画書」と表紙にプリントされた分厚い書類を見ながら話し出した。今の今まで知らなかったが、足立さんは工房がある地区の商店街を取りまとめる会長だという。その商店街に対して大手デパートが企画を持ち込んできたらしい。 「商店街と

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絵がかわいい。けど、内容と関係ないというか。デスクは特異なセンスしてるな。

[momiji_kimura]

挿絵綺麗だけど関係ないよね。

[nagwiki]

無意味にイラストがいい。内容はただの宣伝広告。