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政府と日銀は円安進行をどう考えているのか
ドル円が、3月28日に125円台をつけた後、政府・日銀から為替相場に関する発言が続いている このところ、... ドル円が、3月28日に125円台をつけた後、政府・日銀から為替相場に関する発言が続いている このところ、日本政府と日銀から為替相場に関する発言が相次いでいます(図表1)。神田真人財務官は3月29日、最近の円安の進行を含め、為替市場の動向や日本経済への影響をしっかりと緊張感を持って注視すると述べました。また、岸田文雄首相は3月30日、日銀の黒田東彦総裁と会談し、黒田総裁は会談後、為替は経済情勢を反映し、安定的に推移することが望ましい旨を首相に伝えたと語りました。 さらに、鈴木俊一財務相は4月1日、為替は市場によって決まるものだが安定は重要で、特に急速な変動は望ましくないとの見解を示し、4月5日には黒田総裁が再び円相場について触れ、足元の変動はやや急ではないかと思うと述べました。これら一連の発言は、ドル円が3月28日に、一時1ドル=125円09銭水準までドル高・円安が進行したことを受けてのもの
2022/04/10 リンク