PCモニタの代替として気軽に使いたいハイコストパフォーマンスDLP機――BenQ「MP610」

プロジェクターの用途といえば、ビジネスプレゼンテーションとホームシアターが中心だろう。しかし、今回紹介するBenQのDLPプロジェクター「MP610」は、そのどちらかにあっさりと振り分けてしまうのは、しっくりこないというか、惜しいというか、そんな印象を抱かせる魅力のある製品である。 幅283×奥行き238×高さ94ミリ、質量は2.7キロと小型・軽量に仕上がっているBenQのDLPプロジェクター「MP610」。前面左のスリット部分から排気を行い、右側面から吸気する機構となっている このプロジェクターでは、S/コンポジット映像入力を装備するほか、別売のアダプターを接続すればコンポーネント映像の入力も可能だ。しかし、やはりアナログRGB（ミニD-sub15ピン）端子経由でPCと接続するのが、最も標準的な使い方となるだろう。つまり、製品ジャンル的には、データプロジェクターといっていい。 しかも、本

[naktom]

MP610