「あさが来た」最終回２７・０％ 平均視聴率は今世紀最高の２３・５％

２日に最終回の放送を終えたＮＨＫ朝の連続テレビ小説「あさが来た」の期間平均視聴率が２３・５％（関東地区、ビデオリサーチ調べ）となり、平成１３年度以降最高となったことが４日、分かった。最終回の視聴率は関東地区で２７・０％、関西地区で１９・７％だった。 ビデオリサーチの調べでは、昨年９月２８日～今年４月２日までの全１５６回の期間平均視聴率は関東地区で２３・５％、関西地区で２１・４％。関東地区の最高は、昨年１２月４日放送の２７・２％だった。 「あさが来た」は、幕末に京都の豪商の次女として生まれた今井（白岡）あさが、炭鉱や銀行などの事業を手がける実業家として奮闘し、日本で初めての女子大設立に尽力する姿などを描いた。あさのモデルは「明治の女傑」と呼ばれた大阪の実業家、広岡浅子。あさを支える夫や、ミカン農家になる姉など多くの登場人物を丁寧に描いて人気を博し、あさの口ぐせ「びっくりぽん」もお茶の間に浸透