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「セクハラ疑惑」まで飛び出す 三洋電機「身売り」ドロドロ暗闘
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「セクハラ疑惑」まで飛び出す 三洋電機「身売り」ドロドロ暗闘
パナソニックによる買収が決まった三洋電機をめぐって、その「暗闘」をめぐる週刊誌報道が波紋を呼んで... パナソニックによる買収が決まった三洋電機をめぐって、その「暗闘」をめぐる週刊誌報道が波紋を呼んでいる。記事によると、三洋電機の元首脳が「金融機関が仕組んだ罠にハマった」と振り返っているほか、会長兼CEOだった野中ともよ氏に対して、金融機関幹部からセクハラまがいの言動があったことなどが指摘されている。金融機関側は「事実無根」と反論しているが、三洋電機の「主導権争い」をめぐる攻防の激しさが垣間見えた形だ。 新聞社などにノキアとの交渉について情報をリーク? 経営再建の努力を続けてきた三洋電機だが、2008年12月には、パナソニックによる買収が発表された。再建努力は「身売り」という結末を迎えた形だ。 同社の経営再建策として最も世間の注目を集めたのは、ジャーナリストの野中ともよ氏の起用だ。野中氏は02年、創業家の井植敏会長(当時)に請われて社外取締役に就任。05年には会長兼CEO(最高経営責任者)に