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「関税の例外」への矮小化は容認できない TPPを慎重に考える会が「断固反対」決議
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「関税の例外」への矮小化は容認できない TPPを慎重に考える会が「断固反対」決議
民主党議員が中心となって結成した「TPPを慎重に考える会」は2月20日に第44回会合を開き「訪米時に... 民主党議員が中心となって結成した「TPPを慎重に考える会」は2月20日に第44回会合を開き「訪米時にTPP交渉参加を表明することに断固反対」とする決議を採択した。 決議はTPPについて「日米構造協議から始まった世界のルールをアメリカ企業の活動しやすいように変える、という遠大な戦略の延長線上にあるものであり、単なるFTAとは全く異質」と断じた。 そのうえで安倍首相が、聖域があるかないか首脳会談で感触を得たい、などと発言していることについて「そもそもわれわれがTPPへの参加を否とする理由は関税の例外を勝ち取れるかの一点ではない。TPPに潜む、国家主権の問題、日本の制度や文化を消滅させる恐れ、日本の総合安全保障がないがしろにされかねないことを問題視している」と強調し、問題を農産品の関税撤廃だけに矮小化し「そこだけ帳尻を合わせてTPPへの交渉参加を図らんとする動きは決して容認できるものではない」と