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ホモプシス根腐病菌が新発生 北海道が特殊報
北海道病害虫防除所は10月1日、ウリ科農作物の土壌伝染病であるホモプシス根腐病菌が道内で初めて発生し... 北海道病害虫防除所は10月1日、ウリ科農作物の土壌伝染病であるホモプシス根腐病菌が道内で初めて発生したことを確認し、特殊報を発信した。 空知地方の複数地点で今年7月下旬から8月上旬にかけ、きゅうりとメロンの株が急激に枯れ上がる症状が確認されたのが端緒。上部繊維管の褐変やヤニの噴出が見られなかったため「つる割病」や「つる枯れ病」は疑われず、一部には生理障害だとする判断もあった。 発生株の毛細根を中央農業試験場で確認した結果黒い筋のような偽子産を確認。その時点でホモプシス根腐病が疑われたが、糸状菌を分離してPCR検査を行ったところホモプシス根腐病菌であると同定されたもの。 糸状菌の一種であるホモプシス・スクレロティオイデスによってウリ科作物に引き起こされる土壌伝染病害がホモプシス根腐病で、この病気に感染すると地上部が激しくしおれて枯死症状を発症し、果実の収穫が著しく減少する。 土壌に移殖した直