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アグロ多国籍企業の統合ー巨大化する世界の農薬企業
昨年から今年にかけて、農薬・種子で圧倒的なシェアを持つ多国籍企業の合併・統合の動きが活発化してい... 昨年から今年にかけて、農薬・種子で圧倒的なシェアを持つ多国籍企業の合併・統合の動きが活発化している。その背景に何があるのかを探ってみた。 ◆16社が6社に そして グローバルな活動をする企業は、1992年には16社あった。それが21世紀に入ると下図のように、シンジェンタ(スイス)、バイエル(独)、BASF(独)、ダウ・アグロサイエンス(米国)、モンサント(米国)、デュポン(米国)の6社となり、この6社で世界の種子・農薬市場の70%近くを占めている。シンジェンタを除いた5社は、米国とドイツの企業だ。そしてこの6社の次にジェネリック専業会社が2社入り、日本の住友化学が10番目に入っている。ちなみにビッグ6の日本でのシェアは直販と原体製剤換算で40%前後だ。日本の企業がよく頑張っているともいえる。 下位グループで多少の変動があってもトップ6社は不動だろうと思っていたが、昨年から今年にかけていくつ
2016/07/07 リンク