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野菜の害虫防除11 その他害虫【防除学習帖】第76回|ニュース|農薬|JAcom 農業協同組合新聞
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野菜の害虫防除11 その他害虫【防除学習帖】第76回|ニュース|農薬|JAcom 農業協同組合新聞
前回までに害虫の分類ごとに生態や防除法を紹介し、農業現場で問題となる害虫種はほぼ紹介したので、そ... 前回までに害虫の分類ごとに生態や防除法を紹介し、農業現場で問題となる害虫種はほぼ紹介したので、それら以外で農業現場で問題となるものとして、ハナバエとナメクジ・カタツムリを紹介する。 特にハナバエは、幼い作物や種に被害を起こすことから、加害されると生育が全くできず被害も大きいので、確実な防除が必要である。 以下、それらの特徴と防除法を整理した。 1.野菜類に発生するハナバエ・ナメクジ・カタツムリ ハナバエは、ハエ目ハナバエ科に属する害虫で、作物に被害を起こすものはタマネギバエとタネバエである。いずれもハエの仲間であるが、土中に産卵、孵化し、土中から加害する特徴がある。これらは、幼い植物や発芽食後のタネを加害するので、そこで生育が停止し、大きな被害を起こす。 カタツムリ・ナメクジは、野菜の葉に発生し、夜間や雨の日などに物影などから出てきて、作物の葉を加害する。 これらの、加害作物、生態他を表に