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「本人同意不要」に疑問/臓器移植法改正案 参考人が指摘/参院厚労委
参院厚生労働委員会は6日、一律に「脳死を人の死」とし、本人の同意なしに年齢制限なく臓器提供を可能... 参院厚生労働委員会は6日、一律に「脳死を人の死」とし、本人の同意なしに年齢制限なく臓器提供を可能とする臓器移植法改正案(A案)と、日本共産党や野党有志が提案した「子どもの脳死臨調設置法案」について、参考人質疑を行いました。 全国交通事故遺族の会の井手政子氏は「家族が交通事故で脳死といわれても受けとめられなかった」とみずからの体験を語り、そのような場で臓器提供の意思確認を求められることに反対の意思を述べました。全国腎臓病協議会の宮本高宏会長は「28万人いる人工透析患者の平均余命はそれ以外の人の半分しかない」と述べて、根本治療である脳死移植が不可欠だとして、A案支持を表明しました。 東京財団の橳島(ぬでしま)次郎研究員は本人同意を不要としたことなどA案への疑問を述べたうえで、衆院本会議で4案のどれかに賛否を問うたことに異議を唱え、本人同意の有無や「子ども脳死臨調」設置の可否など論点ごとに議論を
2009/07/08 リンク