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EU・西バルカンサミット開催、EU拡大に向けた進展見られず(EU) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース
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EU・西バルカンサミット開催、EU拡大に向けた進展見られず(EU) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース
2021年下半期のEU理事会(閣僚理事会)議長国を務めるスロベニア(2021年7月1日記事参照)は10月6日、EU... 2021年下半期のEU理事会(閣僚理事会)議長国を務めるスロベニア(2021年7月1日記事参照)は10月6日、EU・西バルカンサミットをスロベニアで開催した。西バルカン6カ国(アルバニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビア、モンテネグロ、北マケドニア、コソボ)の首脳とEU加盟国首脳が同諸国のEU加盟問題などを協議した後、EU加盟国首脳はブルド宣言を採択した。この宣言は、同諸国の改革を条件としつつも、EU加盟に対するEUの明確な支持を再確認するもので、EU拡大はEUと同諸国の共通の戦略上の利益としている。 サミット後の記者会見で、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は、西バルカン諸国のEU加盟なしに欧州統合は完成しないとして、今後も加盟交渉に引き続き尽力すると述べた。また、2020年10月に決定した同諸国のグリーン化、デジタル化などの分野に関する「経済投資計画」にも言及し、EU