宏池会首相が狙う「三度目の正直」【点描・永田町】：時事ドットコム

政治ジャーナリスト・泉 宏 Ｇ７広島サミットの討議に向かう（左から）バイデン米大統領、岸田文雄首相、ウクライナのゼレンスキー大統領、マクロン仏大統領＝２０２３年５月２１日、広島市南区【時事通信社】 ゼレンスキー・ウクライナ大統領の飛び入り参加もあり、国際的に「大成功」との評価を得た先進７カ国首脳会議（Ｇ７広島サミット）を受け、国内政局は２１日の国会会期末に向け、岸田文雄首相が早期解散に踏み切るかどうかが最大の焦点となる。サミット後の内閣支持率上昇などで、自民党内では「絶好のチャンス」（有力閣僚）との声が上がり、首相も周辺には「勝てる時にやる」と漏らす。このため解散風が強まり、「政局はまさに解散モード」（同）ともみえる。 【点描・永田町】前回は⇒表向き「総主流態勢」で政権支持 ２０２３年５月２２日、首相官邸で記者団の質問に答える岸田文雄首相【時事通信社】 首相はかねて、共に東京サミットの議長