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リンを高蓄積するクロレラ ―地上から失われつつあるリンの水中での回収に期待―|研究成果|お知らせ|東京大学大学院新領域創成科学研究科
河野 重行(東京大学大学院新領域創成科学研究科先端生命科学専攻 教授) 大田 修平(東京大学大学院... 河野 重行(東京大学大学院新領域創成科学研究科先端生命科学専攻 教授) 大田 修平(東京大学大学院新領域創成科学研究科先端生命科学専攻 特任助教) ◆クロレラの細胞は硫黄源欠乏ストレスを受けると、細胞内にリンが加速的に蓄積されることを明らかにしました。 ◆取り込んだリン酸はポリリン酸として液胞の中に蓄積されることを発見しました。 ◆藻類を使った生物肥料やリンのバイオリファイナリーに応用され、この分野の発展に寄与することが期待されます。 リンは、さまざまな局面で人間の生活と環境に密接に関連する元素の一つで、リン鉱石の枯渇による化学肥料の高騰やリンによる湖沼の富栄養化など大きな問題になっています。クロレラなどの微細藻類には細胞内にリンを蓄積できるものがいることが知られていましたが、その蓄積の動態や場所についてはよくわかっていませんでした。東京大学大学院新領域創成科学研究科の河野重行教授らの研究
2016/09/20 リンク