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第9回 王滝村災害復旧
《御嶽山の麓があたる傾斜の地勢に倚り,王滝川に臨み,里宮の神職と行者の宿とを兼ねたような禰宜の古... 《御嶽山の麓があたる傾斜の地勢に倚り,王滝川に臨み,里宮の神職と行者の宿とを兼ねたような禰宜の古い家が,この半蔵等を待っていた。・・・王滝は殊に夜の感じが深い。暗い谷底の方に燈火の泄れる民家・・・すべてがひっそりとしていた》 木曽路はすべて山の中である・・・に始まる島崎藤村の小説『夜明け前』の一節である。 王滝村は中山道の宿場町・木曽福島町から西へ約25km。王滝川沿いの県道に車を走らせなければならない。行く手には際限ない山の連なりが見える。木曽はまさに山の中,そんな思いを強くする。 三岳村中心部を抜け,牧尾ダムサイトを過ぎ,御岳湖を左手に見ながら緑陰の道をしばらく走ると,道は大きく右にカーブする。突然視界に幾何学模様の法枠壁が飛び込んできた。多くは緑に覆われているが,その斜面高は400m,幅は700mにも及ぶ。 道はその下を左に回りこんで,王滝村中心部に通じている。法枠壁の上部に見えるガ